排泄ケア研究発表
適切な排泄ケア&良眠推進で
ケアの質も生産性も大きく向上!
医療法人恕風会 介護老人保健施設
ひまわり (愛媛県大洲市)
ライフリー商品導入前は
いろいろな悩みが発生していました
コスト重視でさまざまなメーカーの商品を利用。ところが、1日7~8回ものおむつ交換で、かえって費用がかさむばかり。利用者様はたびたびの夜間交換で良眠が得られず、夕方の傾眠も多かった。職員はおむつ交換やお湯による頻回の陰部洗浄に追われて、休憩時間があまり取れず、腰痛にも悩まされることに。利用者様もおむつ交換が終わるまではレクリエーションに参加できなかった。
そこで・・・
事務方だけでなく、現場職員も一緒におむつの選定をするように。数社比較検討の結果、 「使用感の良さ」が決め手となって、2016年からライフリーを導入!
ライフリー導入後はケアコーディネーターの支援や情報をフル活用!
おむつ交換が1日平均4回に半減し、コストも低減
職員に時間と気持ちの余裕が生まれてより手厚いケアに!
ライフリー導入前後の変化
- ※ ライフリー導入前(2015年度)と導入後(2018年度)1年間の平均値の比較(データ提供:ひまわり)
数値に表れた確かな変化!
数値に表せないところにも改善が!
夜間良眠にとどまらない、さまざまな効果を実感!
看護部
河内めぐみさん
利用者様の肌の調子が確実に良くなっていると実感!
丁寧なおむつ交換や陰洗、良眠のおかげで、利用者様の肌状態が良くなりました。多職種連携によりスキントラブルの兆候がつかみやすくなり、予防的措置を講じられるようになりました。2019年の全国老健大会では排泄支援をテーマにした発表を行い、ケアへの自信も深まっています。
排泄ケアの時間短縮で利用者様との関わりが増えました
ライフリーの勉強会で学んだことを徹底した結果、みんな手技がとても上手になりました。時間的余裕が生まれたことで、利用者様との関わりが増え、お一人お一人に合わせたより納得いくケアができています。また定時に帰れるようになったり、腰痛もラクになりました。
介護部 主任
三宅真由美さん
事務長
古川知巳 さん
コストが抑制できた分、QOL向上のために投資
私の役割は、職員全員が何でも言い合って働きやすい職場環境をつくること。それがひいては、利用者様やご家族の安心と安全につながるはずだからです。現場の声を聞いて、ライフリーを導入した結果、おむつのコストが下がりました。その分、ケア用品やポータブルトイレを購入するなど、ケアの質を上げるための新たな投資へとつながりました。
リハビリテーション部 副主任
岡本直也 さん
職種の枠を超え、みんなができることを全力で!
当施設では今、職種の別なく自分たちにできることは何でもやろうとしています。セラピストも各フロアにほぼ常駐し、レクリエーションのお手伝いをしたり、眠そうな利用者様には声がけをします。おむつのあて方の勉強会にも参加し、排泄介助も担っています。排泄は在宅復帰の重要なポイントです。全職種が一丸となって、利用者様の排泄に関する情報共有を密に行っています。
医療法人恕風会 介護老人保健施設 ひまわり (愛媛県大洲市)
愛媛県南予地域で最も歴史ある老人保健施設であり、2018年度の施設区分で“超強化型”に認定された「ひまわり」では、日々利用者様に細やかなケアを行いながら、在宅復帰・支援に取り組んでいます。同施設では、現在、ライフリー商品を導入し、ユニ・チャームのケアコーディネーターのサポートを受けています。
こちらの記事は、ユニ・チャームが病院・施設向けに配布している『ライフリーいきいき通信 2020年初春号』に掲載している内容です。