紙おむつの選び方
紙おむつの組み合わせ
外側のパンツやおむつを「アウター」、その内側に着けるパッドなどを「インナー」といい、組み合わせて使います。
おむつを部品と考え、部品を組み合わせてその方の「最適」を追及することが介護のココロとワザと考えて
高齢者の排泄障がいには、さまざまなものがあります。身体機能・精神機能の衰退、既往症による障がい、服用されている薬の影響等、その原因には個人差があるものです。
誰にでもぴったりと合い、これ1枚でうまくいく……というおむつは、存在しないと考えてください。昼と夜の生活、尿と便の量や性状、体型や体位に合わせて、外側のパンツやおむつと、内側のパッドを組み合わせて対応していくしかないのです。
市販されている多くのおむつは「部品」だと考えてください。その人に最適なおむつは、それぞれの介護者が「頭とココロと腕」を使って、アウターとインナーを組み合わせて、作りあげていくものなのです。