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排泄ケア研究発表

離床を促す排泄ケアへの取り組み

社会福祉法人 百鴎

介護老人福祉施設 葉山清寿苑

(神奈川県葉山町)

葉山清寿苑様では、離床を促す排泄ケアへの取り組みとして、『ライフリー長時間安心さらさらパッドプレミアム』をお試しいただき、昼間13時のおむつ交換を見直す検討を行いました。

利用者様の変化や、スタッフの方々の感想をご紹介します。

お話を伺った松尾さん(左)と新倉さん(右)

新しい排泄ケアの取り組みとは?

日中のおむつ交換の多さにより利用者様がベッド上で過ごすことが多いため、日中のおむつ交換の回数を見直しました

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現状のケアと日中低頻度交換のケアの比較図

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検証方法:終日テープ止めを使用し、特にモレや肌トラブルが気になる女性の方を対象に1週間、9時から16時まで『長時間安心さらさらパッドプレミアム』を使用。

取り組み後の検証結果は?

モレトラブルの懸念が払拭されました

モレ率 現状13.6%(内モレ11.4% 外モレ2.2%)→日中低頻度交換のケア8.7%(内モレ8.7% 外モレ0.0%)

肌の浸軟リスクが大幅に低減しました

殿部の水分量 現状9:00~13:00 804μS 13:00~16:00 657μS→日中低頻度交換のケア9:00~16:00 150μS

おむつ交換の見直しにより、業務上で様々な変化がみられました

日中のおむつ交換の見直しで利用者様とのコミュニケーションを活発に

施設介護事業部
部長 松尾博樹さん

利用者様の離床時間が長くなり、リビングで過ごす時間が長くなりました

新倉規充さん

スタッフ様へのアンケート結果(回答者数20名)

コールの対応や観察、見回りがしっかりと行えるようになった80% 利用者様一人一人の介助が丁寧に行えるようになった65% トイレ介助の対応できる回数が増えた50% 記録にあてる時間が増えた40% 介護者同士でのコミュニケーション量が増えた25%

 離床の時間が増えた35% リハビリやレクをしっかりと行うようになった20% 日中の会話が増えた20% 夜はよく眠れるようになった10%

社会福祉法人 百鴎

介護老人福祉施設 葉山清寿苑

(神奈川県葉山町)

入所者の意思及び人格を尊重する高齢者総合サービス介護施設。

自然豊かな丘の上に立つ。療養室80床。

こちらの記事は、ユニ・チャームが病院・施設向けに配布している『ライフリーいきいき通信 2015年冬号』に掲載している内容です。『ライフリーいきいき通信 2015年冬号』はPDFファイルをダウンロードできます。