トップ > 排泄ケア 研究発表会 > 「再びトイレでの排泄をめざして」〜98歳入所者様へのアプローチの実践〜


社団法人石岡市医師会 介護老人保健施設「ゆうゆう」 リハビリテーション科
理学療法士 鈴木祥二・渡邊 基子(リハビリテーション科長)
当施設入所者様が1カ月間の入院により身体機能が低下し立位保持困難となった。それに伴い排泄方法がトイレ誘導からオムツ対応に変わってしまった。改善を図るためには日常生活を変えることの大切さを感じながらも、生活場面の関わりを介護職・看護職員にまかせていた。また実生活の現場に出向くことをしなかったために利用者様の「諦め」という気持ちを感じとれず「高齢者は回復困難」という固定概念を本人や他職種の人と共に強調してしまっていた。今回、本症例と向き合うことにより生活場面を知ることが利用者様の本当の気持ちやチームアプローチの具体性を見つけ出す大切な場であると実感できる機会をえたのでここに報告する。
キーワード:トイレ誘導・高齢者・チームアプローチ