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介護老人保健施設 サンビオーズ新琴似
岩谷幸子(介護士) 名久井綾(介護士) 田中知弘(介護士) 田中雅昭(介護士) 吉尾定子(看護師) 加藤ミサ子(看護師) 土佐侑司(作業療法士) 兼頭徹(施設長)
特定医療法人 北海道循環器病院
大堀克己(理事長)
当施設では80名の入所者の約半数の方が下剤を服用している。便秘により気分が抑うつ傾向にある方、排便の困難な方に対して、自然な排便方法はないのか検討した。6名の自然排便がない方を対象とし「日誌」という形で、4ヶ月間の排便回数・食事・水分摂取状況を観察し記録した。そのうちの2ヶ月間は自然に排便ができるよう4つの計画を取り入れ実地した結果を報告する。
| 氏名/性別/ 年齢/介護度/認知 |
対象者選定理由 | 疾患 | 食事携帯 | 便意・尿意有無 | 下剤内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| N氏 男 75歳/3/IIIa |
排便の訴え聞かれるが、排便困難な為、主にGE・用指で対応している。 | 多発脳梗塞 高度房室ブロック 閉塞性動脈硬化症 高血圧症 高脂血 症狭心症 |
常食 高脂血症食 禁止食品(麺・納豆) |
便意・尿意あり。 夜間は失禁も有。 3日排便ないことも多い。 |
アローゼン0.5g×夕食後 |
| U氏 女 93歳/1/I |
本人が納得できた排便ができていない。精神的な気分の落ち込も見られる。 | 狭心症 骨粗しょう症 パセドウ氏病 |
全粥 心臓病食(塩分7g未満) 禁止食品有 (牛乳) |
便意・尿意あり。 失禁なし。便が思うように出なく気分の浮き沈みが激しい。 |
排便-3・4日目でアローゼン0.5g服用 |
| Y氏 女 92歳/1/I |
排便の量が少なく固執している。 | 左大腿骨転子間骨折 左変形性膝関節症 高血圧症 慢性心不全 C型肝炎 |
常食(全て小盛り) 軟菜 禁止食品無 |
便意・尿意あり。 尿失禁パット内にあり。稀にトイレに間に合わなく便失禁あり。便秘気味であることなど自覚されている。 |
アローゼン0.5g×夕食後 |
| I氏 女 90歳/1/IIIa |
毎日、夕食後に下剤服薬されているが、下剤減量可能と思われる。 | 多発性脳梗塞 抑うつ状態 |
常食肉のみ刻み禁止食品無 | 便意・尿意あり。 失禁が増えてきているが、パット装着を拒み現在、随時自ら衣類交換している。2・3日排便ない事も。 |
アローゼン0.5g×夕食後 |
| M氏 女 91歳/2/IIIa |
毎日、夕食後に下剤服薬されているが、自然排便が少くないため、下剤増量傾向がみられる。 | 虚血性心疾患 腹部大動脈瘤術後 高脂血症 耐糖脳異常 左水腎症 |
全粥(全て小盛り) 一口大貧血食あり (ヨーグルト) 昼食時→ポチ |
便意・尿意あり。 失禁増えてきている。本人自覚無し。3日排便無し。 |
アローゼン0.25g×夕食後 |
| K氏 女 78歳/4/IV |
自然排便が少なく、常に便秘。硬便で排便困難な様子に伺える。 | 認知症 パーキンソン症 候群高脂血症 |
常食 高脂血症食 禁止食品無 |
トイレの場所を認識出来ていない。その為、時おり放尿・放便あり。 最高7日間排便ない事もある。 |
●3日間排便が無し ⇒センノサイド1T ラキソベロン12滴 ●翌日も排便が無し ⇒ラキソベロン15滴 追加 |