高齢者の排尿の特徴と尿失禁

尿失禁の症状によるタイプ診断

適切なケアのために、尿失禁の症状やタイプを把握することが大切です。
下部尿路系の障害は治療による改善の可能性があり、機能性の尿失禁は生活支援による改善の可能性があります。
状況に応じてケアの内容も変わることを考慮しましょう。

表の見方・使い方

各症状ごとの「可能性が高い」はその症状である可能性が高く、「可能性がある」は可能性がある、という印です。

  • 「腹圧性尿失禁」と「切迫性尿失禁」のそれぞれに、可能性が高い可能性がある印が複数ある時は、「混合型尿失禁」といえます。
  • 高齢者の尿失禁はさまざまな原因によって起こり、さまざまな症状となって現われます。セルフ診断はあくまで目安で、医療機関での受診は欠かせません。
項目 畜尿障害
腹圧性
尿失禁
畜尿障害
切迫性
尿失禁
排出障害
溢流性
尿失禁
機能性
尿失禁
尿路
感染症
1.尿意がわからない     可能性がある 可能性がある  
2.咳、くしゃみ、笑うなどで腹圧がかかった時に尿がもれる 可能性が高い   可能性がある    
3.パンツをおろすのに間に合わず、あるいはトイレに行くまでに我慢できずに尿がもれる   可能性が高い     可能性がある
4.いつもおなかに力をいれて、いきんで排尿している     可能性が高い    
5.尿意がないのに、知らないうちに尿がもれている 可能性がある   可能性がある    
6.排尿後に残尿感がある     可能性がある    
7.排尿に勢いがない     可能性がある    
8.頻尿(昼間8回以上、夜3回以上)である 可能性がある 可能性が高い 可能性が高い    
9.冷たい水で手を洗うと急に尿意をもよおす、あるいはもれる   可能性がある      
項目 畜尿障害
腹圧性
尿失禁
畜尿障害
切迫性
尿失禁
排出障害
溢流性
尿失禁
機能性
尿失禁
尿路
感染症