快適に過ごすためのスキンケア
おむつかぶれの原因と工夫
おむつをしている部位は褥瘡の発症しやすい部位でもあります。
快適で清潔に過ごせるように、おむつかぶれをしないケアを工夫することも大切です。
尿の湿潤
スキントラブル
- 皮膚がふやけておむつ表面と摩擦を起こす
 - 刺激物が皮膚に浸透する
 - 細菌が増殖しやすい環境になる
 
紙おむつの予防機能
- 高分子吸収材の使用で、吸水・保水能力が大幅に向上
 - 紙おむつ表面が、尿による肌の濡れを防止(逆戻りしない保水)
 
ケアの工夫
- 汚れたら速やかに交換する
 - ていねいに清拭する
 - 肌を乾かす
 
尿と便との混合
スキントラブル
- pHの上昇(アンモニアの産生)
 - 便中の消化酵素が活性化する
 - 細菌が増殖し、感染する
 
紙おむつの予防機能
- 尿と便とを分離し、pHをより生理的状態に維持
 
ケアの工夫
- 陰部を洗浄する